撮影記>2006年6月11日その1
 
あー、何か良くない天気だ
決してモノクロで撮っている訳でも感度引っ下げて撮っている訳でも
なしに、これは非常に嫌な予感。それに加えやって来たのが
あのB302だったから、出だしから気分は落ちまくり。

 塩尻にてみどり湖往復乗車券の購入を試みる、が、どういう訳か
液晶パネルに映ったのは広丘往復360円、ただそれだけ。
列車の到着が迫っていたが故、片道を買って一番線へ。

「なんなんだかなぁ」とみどり湖で下車すると。

「あっ、輝龍sun!」
二人でいざ、←の場所へ。
と歩き始めたものの、何処で間違えたかいつしか畑の真ん前まで
「電車の写真を撮る人が畑に入って困る」という言葉を思い出し
あちらへこちらへ、地図を用意して来なかったこの私は。
それでも何とか予定時刻までには到着、
辰野線の名所、西条のΩカーブでございます。

到着時(8時半頃)には既に先客が5〜7名、三脚があちらこちらに。

その後、うぃくしんさん到着、みどり湖から走ってきたそうなw
数分ほどして、ビョン(と私には聞こえた)警笛を響かせ
115系の2連。
「123じゃないのか?」との言葉を先客の皆様が口々に。
辰野線に来たからには辰野線らしい車輛を撮りたいのでしょう。
でも、こんな長大なカーブに単行というのは...
↑のケツ打ち、初めての割には上手く行ったような。
早速、カシャカシャ―という砲撃が。
望遠レンズ、あれは何処からどう見ても砲撃に使う何かだよ。
ちなみに私のカメラはいつも通りのOLYMPUS740-Z。

やっぱり、ミニエコー撮りたいよ。
先程の回送運用。
2連につき、何分短いから縦撮りで。
この辺りから更に同業者が増え、クルマが来る来る。
松本、長野、名古屋、足立、遂には神戸ナンバー。
地元はともかくして、まぁよくそんな遠い所から、という思いと、
地元民の迷惑にならないか?という思いを抱いたその頃の太田。
見ていた限りでは、歩いてきたであろう人間は5名ほど。
そういや何か1台、畑の中に停まってたな...民間の駐車違反取締(ry

そうそう、線路内歩行も普通にしていたね、いくら一時間に1本位の
感覚で来るからって。3人で落胆だの呆れだの。

「ビォ―ン」
いつかのケツ打ち、こうしてみると模型の様。
何か↑と色合いが異なっているという。
↑が帰ってきたのでせふか。
意外と高速で通過するから車番がちっとも確認できない...
おまけに補正が強過ぎた...曇りを意識しすぎたな...

思えば115を駅以外でこう撮ったのも始めてか(待て、そうだとしたら
昨年の諏訪やみどり湖はは何だ)

「ビョン」

そういやこんなに人だらけなのに(この時既に30名弱)
怒声も何も起こらないな、高木とは大違い。
こういうのをマターリとした空気とでも言うのでせふか。
でも、口々に不満は漏らしておりました。
「あの茂み、この前来た時はあんなになってなかったのに」
奥の築堤を這うようにこんもりとしたあれのこと。
「あそこの電柱どうするよォ」
写真のもう少し右寄りに電柱が二本、皆様はその処理に困っていたようで。
私はあえて緑を入れてローカル色を出すことに決めましたが、
何せ「辰野線を走る」旧客を撮る訳ですから。

それでも大昔(まだ本ルートだった頃ね)はあずさだのアルプスだのが
キッチリ収められたっていうから羨ましいハナシだねぇ。
「ピィ――――ッ」
現場は途端に水を打ったかのような静けさに包まれ...
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撮影記>2006年6月11日その1