2006年冬 Part4 松本電鉄の宝を見に行く
レトロ,年代モノ,鐵垂涎の宝庫,松本電鉄新村にやって参りました.
ウマいモノその1,新村駅舎から.1921年の筑摩鉄道開業時から現存.
その,新村駅最大のお宝を拝みに参りました.12/23の太田です.
お宝の正体は,なから検討がついているでしょうが.

「踏切を渡ってもらって...」と窓口のオッサンに指示された通りに進みまして.
ちょうど,奥の倉庫に宝はある模様です.
あっ,ヤパーシ開いてね.

ここは一旦駅へと退散.
駅構内.
ご覧のように,松電の写真が壁面にずらりと.
払い下げ国電が走っていた時代のものから,日車製10,先代5000,そして,3000.
それらを眺めていますと.

「〜新聞の…という者ですが―」
マスコミキタ━━━ヽ(ヽ(゚ヽ(゚∀ヽ(゚∀゚ヽ(゚∀゚)ノ゚∀゚)ノ∀゚)ノ゚)ノ)ノ━━━!!!!

数分後(a.m.9:00頃)

そろそろ開いているかと思い,再び出撃.
車庫の方に回り込みまして.
ハニフ1キタ━━━ヽ(ヽ(゚ヽ(゚∀ヽ(゚∀゚ヽ(゚∀゚)ノ゚∀゚)ノ∀゚)ノ゚)ノ)ノ━━━!!!!

舞い上がっているところへ,車庫の方から松電職員の方が出てきて
「どうぞご覧になって下さい」


そんじゃそんじゃそんじゃそんじゃそんじゃ.
早速,車内に潜入.

「――――」

もの凄いものを目の当たりにすると絶句する私ですが,ここでもそれが.
ダブルルーフの屋根に,白熱球,開くんだか開かないんだか分からぬ硝子窓,
奥の方には得体の知れぬ茶箱.どれもこれも妖しく木光り.

「――――スッ,スゲェ」

やっと言葉が出たところで,外から何やらざわめきが.
「おっ,もう乗っとるんか!」
すみません,と降りようとしますと.「あー乗っていてくれや」

ハニフジョウシャキタ━━━ヽ(ヽ(゚ヽ(゚∀ヽ(゚∀゚ヽ(゚∀゚)ノ゚∀゚)ノ∀゚)ノ゚)ノ)ノ━━━!!!!

「せぇのぉ―あり,動かん―チョイ,一緒に押してくれや」

っう訳で←のような感じで,文化財の出庫のお手伝い.
ウッヒョキタ━━ノ゚∀゚)ノ∀゚)ノ゚)ノ)ノ━━━!!!!

数枚,カシャリカシャリカシャリとやっていますと.
「お兄さん,お兄さん,マニアの人ならここを撮らなきゃ」と台車を指指される.
それでは,台車を見て,撮って参りましょう.
「(鉄道)博物館行ったらこういうこともできんでね」と言って手で銘板をゴシゴ
シ.
(そっそっ,そんなどエライことを〜)

気を取り直して見て行きましょう.
1枚目:TAKATA&CO(CO=Corporationの略か?(とすると&は?)
TOKYO OSAKA LONDON NEW YORK (支店か?)
CONTRACTORS (契約者,という意味らしい)
2枚目:C BRIL COMPANY (ぬぉ,ブリルだ)
TRUCK NUMBER △ (△としか読みようがなかったギリシャ文字のΔにも見
えるが)
ORDER NUMBER 以下解読不能 (解読不能の部分は66,2の文字が見受け
られる)
ブリル(の社紋らしい.
BRIL NIDE WING BOX B432
(NIDE,と私は読んだが,そのような英単語は存在しない模様.
WINGはともかくして,BOXとは台車のことを指すのか?
B432の文字はシリアルナンバーか?)

鉄道博物館入り後の,解明を願いたい.
古典的なブレーキ(古典的車輛なんだからそうだろ...)
デッキ内の棒を回すかなにかしますと,こちらが作動.
こちらの,ブレーキシューにて,止めるものと.
お次は,車内へと潜入.
2006年冬 Part5

撮影記